2024/09/22「私たちは主に仕えます」ヨシュア記24:14~24 牧師 古屋 治雄

◇本日は100周年記念全体修養会の開会礼拝という位置づけも重ねてこの礼拝をお捧げしている。2年前、コロナがどうなるか展望できない中、5年ごとの全体修養会を100周年の2024年に何とか結実させたいと願い祈って準備が進められ、この日を迎えられた。 

◇この修養会を基礎づける御言葉がヨシュア記から与えられている。ヘブライ人への手紙11章に神様の救いの歴史を担ってきた人々がアブラハム以下登場する。ヤコブの子孫から神の民が形成され、モーセがその指導者として立てられ、約束の地を目指して進んだ。モーセは約束の地に踏み入ることが許されなかったが、後継者ヨシュアはその地に入った。 

◇ヨシュア記24章で、ヨシュアは死を目前にして告別の言葉を民に託した。改めて自分たちの歴史を振り返り、神様の導きを思い起こし、その恵みによって新たに生きることを神様の前で約束する「シェケムの契約」が伝えられている。 

◇ヨシュアは14節で主なる神の導きに感謝し「真心と真実をもって主に仕えなさい」と語るが、15節では「もし、主に仕えることがあなたがたの気に入らないのなら、ユーフラテス川の向こうにいた先祖が仕えた神々でも、今あなたがたが住んでいる地のアモリ人の神々でも、あなたがたが仕えようと思うものを今日、選ぶがよい」と言う。ヨシュアは改めて自分たちは何を神として生きていくか決断せよと呼びかけている。 

◇阿佐ヶ谷教会はこの地に建てられた神の教会として、次の世代の人々がしっかりバトンを引き継いで、主の教会として、イエス・キリストに望をおいて生きる群れとして歩みつづける。主が再びこの地上に来られる日がいつになるかその時を予め知ることは許されていないが、必ずや主はこの地上に再臨され、世界の歴史を完成させてくださる。その確かな約束の中に阿佐ヶ谷教会の歴史が結ばれ、そこに私たち一人ひとりが結ばれている。 

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