2023/10/22「死別の悲しみを知っておられる主」ヨハネによる福音書11:28~44 牧師 古屋 治雄
◇今朝の記念礼拝で、ヨハネによる福音書11章の御言葉が与えられている。28節以下では死んでからもう四日も経っているラザロの墓に主イエスが来られ、「涙を流された」(35節)ことを記している。主イエスは徹…
◇今朝の記念礼拝で、ヨハネによる福音書11章の御言葉が与えられている。28節以下では死んでからもう四日も経っているラザロの墓に主イエスが来られ、「涙を流された」(35節)ことを記している。主イエスは徹…
◇「5000人に食べ物を与える」この奇跡物語は十字架の出来事と同じく、四つの福音書すべてに記録されている唯一の奇跡物語である。この奇跡物語は、私たちにイエス様は憐れみ深い神様であって、大勢の群衆の腹を…
◇永遠のいのちを受け継ぎたいと願った青年。この青年はお金持ちであり、議員であったと聖書は記しています。彼はイエスに、「良い先生、どうしたら受け継げるのか」と問いました。しかし、イエスは、「なぜ私を良い…
◇聖書には、神様の壮大な救いの歴史が示されている。そして教会生活をしている人も、未だ教会生活に入っていない人も、聖書の御言葉に触れる度に「あなたもこの壮大な神様の救いの歴史の中に生かされている一人だ、…
◇ロンドン博物館ドックランド館には衝撃的な展示がある。18世紀、奴隷船の船底に奴隷を縛りつけ一度に400人も運んだ、という記録である。英国は西アフリカで奴隷を狩り、カリブ海・メキシコ湾岸でサトウキビを…
◇「ありがとう」は、有難い、つまり奇跡的だとの表明である。本日の聖書箇所は、病を癒された10 人の内、感謝するために戻って来たのはサマリア人ひとりであったと伝える。彼らは皆、病が癒されるだけでなく、存…
◇夫を亡くし、二人の息子を亡くしたナオミが、イスラエル人ではなくモアブ出身の嫁ルツと共にベツレヘムに帰還して、落ち穂拾いというルツの積極的な行動によってどうにかその生活が支えられている。彼女らの生活が…
◇ナオミとルツのベツレヘムでの生活が始まり、ルツはナオミと一緒に生きていくために、落ち穂拾いをするという具体的な行動に出た。イスラエルでは人道上の規定として落ち穂拾いが位置づけられていたが、それは「エ…
◇ルツ記は、その前後の士師記、サムエル記のようなイスラエルの指導的な人々の歴史を伝えているのではなく、エリメレクとナオミ夫婦とその家族の歴史が伝えられている。彼らは飢饉から逃れるため、モアブに寄留して…
◇安息日には何の働きもしてはならないというのがユダヤ教の戒めであるが、この日イエスは何の問いかけも説明もなく、ただ女性を呼び寄せ、彼女もそれに従い、そしてすぐに「女よ、あなたは病から解放された」と言っ…