2024/10/6 「因果応報を打ち破る方」 ヨハネによる福音書 9:1~12 牧師 古屋 治雄
◇ヨハネ福音書の主イエスは、ご自分が誰であるか初めからはっきり話しておられる。主イエスは8章58節で「よくよく言っておく。アブラハムが生まれる前から、『私はある』」と言われた。「私はある」は神様がご自…
◇ヨハネ福音書の主イエスは、ご自分が誰であるか初めからはっきり話しておられる。主イエスは8章58節で「よくよく言っておく。アブラハムが生まれる前から、『私はある』」と言われた。「私はある」は神様がご自…
◇私たちキリスト者は、神の民として信仰共同体を形成しつつ、神様からの特別な使命を担いながら歩んでいる者たちである。しかし、その歩みは決して容易なものではなく、この世の人々が見ようとしないことに注目しな…
◇本日は100周年記念全体修養会の開会礼拝という位置づけも重ねてこの礼拝をお捧げしている。2年前、コロナがどうなるか展望できない中、5年ごとの全体修養会を100周年の2024年に何とか結実させたいと願…
◇人間は皆、心の働き全体を神様の豊かな栄光によって強められなければならない。私たちキリスト者は、洗礼によって信仰を与えられるが、それですべてが解決するわけではない。私たちはイエス様になることはできない…
◇毒麦は、穂が出るまでは小麦に非常によく似ていて、見分けるのが難しい。種を分けることも難しい。人間がこの種を食べると、中毒を起こし、死に至ることもある。根が小麦の根と絡んで、毒麦を抜こうとすると、小麦…
◇私たちの社会は法律によって治められている。主イエスが地上で歩まれたユダヤ社会にも法律があり、律法を軸にして社会が動いていた。律法は人間ではなく、神様が神の民にこのように生きなさいと命じられたと信じて…
◇戦後79年目の平和聖日にあたって、広島、長崎の原爆、そして日本の敗戦の意味を覚えたい。アジアでもヨーロッパでも失われた生命は数知れず、戦闘員のみならず、非戦闘員も巻き込まれ、生活基盤を破壊され、人間…
◇「渇いている人は誰でも、私のもとに来て飲みなさい」。仮庵の祭りの最終日にエルサレムで主イエスは大声で言われた。私たちは水がないと命の危機に瀕するが、主イエスが私たちに与えて下さるのはどんな水なのだろ…
◇ローマの教会はパウロが建てたのではない。それどころか、パウロはまだローマに行ったことがない。まだ見ぬローマの人々に自分を使徒として紹介し、自分の伝えている福音はこのようなものである、ということを11…
◇この福音書の冒頭で、初めから主イエスとこの世に対立があることが紹介されている。エルサレムでのお働きに対して人々から批判を受けるようになり、ガリラヤに向かわれたが、癒やしや奇蹟を行われた結果、ユダヤ人…