2024/08/04「残りの者に平和をもたらす主」ミカ書5:1~14 牧師 古屋 治雄
◇戦後79年目の平和聖日にあたって、広島、長崎の原爆、そして日本の敗戦の意味を覚えたい。アジアでもヨーロッパでも失われた生命は数知れず、戦闘員のみならず、非戦闘員も巻き込まれ、生活基盤を破壊され、人間…
◇戦後79年目の平和聖日にあたって、広島、長崎の原爆、そして日本の敗戦の意味を覚えたい。アジアでもヨーロッパでも失われた生命は数知れず、戦闘員のみならず、非戦闘員も巻き込まれ、生活基盤を破壊され、人間…
◇「渇いている人は誰でも、私のもとに来て飲みなさい」。仮庵の祭りの最終日にエルサレムで主イエスは大声で言われた。私たちは水がないと命の危機に瀕するが、主イエスが私たちに与えて下さるのはどんな水なのだろ…
◇ローマの教会はパウロが建てたのではない。それどころか、パウロはまだローマに行ったことがない。まだ見ぬローマの人々に自分を使徒として紹介し、自分の伝えている福音はこのようなものである、ということを11…
◇この福音書の冒頭で、初めから主イエスとこの世に対立があることが紹介されている。エルサレムでのお働きに対して人々から批判を受けるようになり、ガリラヤに向かわれたが、癒やしや奇蹟を行われた結果、ユダヤ人…
◇イエス様が起こしてくださった奇跡は人間にとって、常識を越え、常識を打ち破るものであり、理解を超えていることがらである。奇跡の記事を、人間の理性や知識でとらえようとする立場があり、また空想や創作である…
◇人間の歩みは禍の歴史と思うほど、厳しい現実が私たちを取り巻いている。私たちは死と滅びへと向かっているのだろうか。しかし私たちキリスト者は神の子とされ、教会は神の民として召し出された。何故だろうか。◇…
◇有名な、放蕩息子の譬えである。弟息子は、父親の財産の生前分与を要求する。彼にとって父親はカネでしかない。彼が遠い国へと出かけるのは、今の自分は、自分ではないという意識の反映である。彼はそこで、酒、物…
◇ヘブライ人への手紙は、旧約聖書に出て来るさまざまなイメージを用いて書かれている。エサウは一杯の豆のスープと引き換えに長子の権利を売り渡してしまう(創25・27章)。長子の権利とは、神様の祝福、「神様…
◇主イエスはパンの奇蹟を巡って、私たちが生きていく上で必要な食べ物へと話しを続けておられる。自分たちにも奇蹟を起こして欲しいと願い、カファルナウムまで主イエスと弟子たちを追って来た群衆に対して、主イエ…
◇エルサレムでの病人の癒しに続いて、ガリラヤでもイエス様は病人を癒されたであろう。群衆は、イエス様が自分たちの所でどんな奇跡をなさるのかと、イエス様に注目していた。パンの奇跡は、4つの福音書すべてにあ…