2005年信友会修養会  2005年7月8日〜9日   
  信友会修養会報告    松田俊彦


信友会修養会は去る七月八日〜九日、エピファニー館 にて開催されました。教会標語を主題とし、「現代人の 不安と恐れ」を副題として学びと交わりの修養会を行い ました。出席者は36名でした。  

 今回の特徴は主題講演を棟方信彦先生にお願いした事 とグループ懇談ではメンバーをシャッフルしてじっくり と語り合いが出来た事です。   例年になく珍しいこととしては、最近、阿佐ケ谷教会  (礼拝と信友会例会)に初めて出席された方(男性)や 若い神学生(女性)が出席されたことです。開かれた信 友会となりました。  
 修養会で学んだ事・語り合われた事の一部は次の通り です。  

 現代人は日常生活の中で悩みや不安を感じている人は 六五・ハ%もいる。「あれ?」と思う様な小さな出来事 の積み重ねやボタンの掛け違いから不安が生じてくる。 最初は小さな出来事でも今や社会問題化しているケース が多い。社会問題に対しては教会はもっと発言をすべき ではないか? でも、多様性・違いを認め合うことも大 切である、など。

 この様な現実の中で教会は保守的になっていないか? 居心地の良い教会を最優先していないか? 教会はリフ オームドチャーチでなく、リフオーミングチャーチでな ければならない、などを話し合いました。

 聖書における不安については、主イエスの立場は分り 易い。・神は私たちを愛しておられる。そして完全な支 配者である。・神は私たちの必要を満たされる。・不安 は無駄である(マタイによる福音書六章二十五〜三十三 節)。  

 何ごとからも解放される神を知ること(神から知られ ていることを知ること)が、大切であることなどを学び ました。


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